【ダイエッター必見】筋トレしてるのに痩せないのは理由がある
「今年こそダイエット(ボディメイク)にチャレンジする!」
そんな決意をしたにも関わらず、時間は残酷にも過ぎていく・・・
あなたもその一人ではありませんか?
「一体何が間違っているの?」
「そもそも筋トレって効果無いんじゃないの?」
今回はこのような悩みを解決していきましょう。
意味の無い時間をジムで過ごすのは今日で終わりです。
本記事ではダイエット目的で筋トレを続けているけれど、効果が出ない方のための内容となっておりますので、是非読み進めてみてください。
↓本記事の内容はこちら↓
①筋トレの効果が薄い理由
②筋トレ効果を高めるポイント
目次
第1章【なぜ筋トレしても効果が薄いのか?】
それでは早速本題です。
結論から言うと、筋トレの続けているのに効果が薄いのであればそれは正しい筋トレでは無いと言えます。
パーソナルトレーニングを受けられるお客様の中にも過去にフィットネスジム経験者は多いですが、残念なことにトレーニングの指導を正しく受けたことがある方は少数なようです。
ここに大きな落とし穴が隠されています。
トレーニングのフォーム(姿勢)以外にも、あなたが知っておくべき内容は多々あるので、詳しく解説していきましょう。
1.そもそも筋トレ中のフォームが間違っている
やるべきこと自体が間違っていれば、結果が出ないのも当然と言えます。
過去に投稿したコラム【必見】バストアップにベンチプレスは逆効果なのかを解説しますでも触れている内容ですが、誤ったトレーニングでは目的の筋肉を鍛えることが出来ないだけでなく、寧ろ不具合を起こしてしまうことがあるのです。
バストアップを例に取れば、上向きバストを目指していたはずなのにバストが下向きとなってしまったり、腕が太くなってしまうことさえあります。
もしあなたが引き締まったウエストやヒップを目指して筋トレをしていても、太ももが太くなってしまうのであれば、モチベーションはきっと維持できないでしょう。
それでもあなたは一人でのトレーニングに拘りますか?
最短で結果を求めるのであれば、正しいフォームで筋トレを行うことは必須条件なのです。
2.筋トレ中のカロリー消費で痩せると勘違いしている
そして次に問題となるのは、筋トレが全てだと思い込んでしまうことです。
某番組でも“筋肉は裏切らない”という名言が誕生したように、筋トレには様々な効果を実感することが出来ます。(引き締めは勿論のこと、ボリュームアップや姿勢改善etc…)
ただし過去に投稿したコラムでも解説しているように、筋トレを行うこと自体で消費できるカロリーには限度がありますので食事を意識しなくて良い訳では決してありません。
これについては、「ダイエットに有酸素運動が必要か問題」をプロが徹底解説!が参考になります。
つまりダイエットの為に筋トレを行う本当の理由とは、その筋トレ時間中の脂肪燃焼を増やすのではなく、筋肉量を増やして脂肪をエネルギーとして燃焼しやすい身体を作ることなのです。
身体がエネルギーとして体脂肪を消費する代謝は以下の3種類。
1.基礎代謝(安静時におけるエネルギー代謝)
2.生活活動代謝(移動など私生活での動きに伴うエネルギー代謝)
3.食事誘導性産熱(摂食時の消化・吸収活動に伴うエネルギー代謝)
そして一日に消費されるエネルギーを100%とするならば、割合は基礎代謝が 60~70%、生活活動代謝が20~30%、食事誘導性産熱が10~20%と言われています。
全体の2割程度にしか関与しない生活活動代謝(動いて脂肪燃焼!)に手を付けるよりも、6割以上の影響を及ぼす基礎代謝(生きてるだけで脂肪燃焼!)の方が、ダイエットにおいて効率的であることがわかりますね。
3.栄養不足
また、筋肉を語る上で欠かせないのがやはり食事。
乱れた食生活には当然のようにメスを入れなければなりません。
そもそも1日における摂取カロリー量が消費カロリーを上回っていれば痩せるはずがありませんし、ダイエットのやる気が無いと思われても仕方ありませんよね。
しかし反対に食べなさすぎも問題です。
結局のところ人間は今まで食べてきたものでしかの身体を作ることが出来ないのです。
それなのに我慢に我慢を重ね、もはや断食に近いような食事制限を行ってしまえば身体はたちまち飢餓状態(栄養不足)に陥ります。
タンパク質を始めとした栄養素が必要以上に不足することは、体脂肪の燃焼・消費だけでなく、糖新生という重大な反応を起こしてしまうのです。
過度な食事制限によって身体を動かすエネルギー源となる糖質(グルコース)が慢性的に枯渇することで、筋肉が分解・消費されてしまう反応のこと。筋肉(タンパク質)を分解するとアミノ酸となり、そのアミノ酸からグルコースを作りだすことでエネルギー代謝を維持することが出来る。この反応が起こると筋肉量は減少し、寧ろ体脂肪の消費が抑えられてしまう。
あなたはジムで筋トレを頑張っているにも関わらず、食事を減らすことばかり考えていませんか?この点については【トレーナー直伝】リバウンドの原因は?絶対避けるべき4つのポイントにも詳しく解説しております。
↓ダイエットやボディメイクにおいて、どれくらいの筋肉量が必要なのか知りたい方はこちら↓
第2章【筋トレ効果を高める5つのポイント】
ここまで筋トレをしても逆効果な理由について解説していきました。
あなたの努力の成果が表れない原因がはっきりすれば、あとは行動を変えるのみ。
それでは次に、筋トレ効果を高めるポイント5つをご紹介しましょう。
1.自重トレーニングを取り入れる
2.小さな筋肉ばかり鍛えない
3.定期的にメニューをレベルアップさせる
4.鍛える筋肉を意識する
5.タンパク質を摂る
1.自重トレーニングを取り入れる
筋トレと言えば、多くの方がマシンを使ったトレーニングやベンチプレスなどのバーベルトレーニングを思い浮かべることでしょう。
勿論これらのトレーニングは筋肉量を高めてバストアップやヒップアップなどのボディメイク、そして基礎代謝の向上に大きな影響を与えます。しかし特にマシントレーニングにおいては所定の筋肉を鍛える動きに特化しているため、動員される筋肉が少ないのが玉に瑕。つまり、身体の変化が現れるまで時間が掛かるのです。
そこで自重トレーニングも筋トレメニューに取り入れてみましょう。自重トレーニングとは自分の身体や体重を利用して行うトレーニング全般のことを示し、腕立て伏せやフロントプランクなどが良い例でしょう。
大きなメリットとして身体全体をコントロールしなければならないため、体幹部・お腹まわりを中心に動員される筋肉は非常に多く、体温(筋温)を上昇させ、体脂肪燃焼モードを作ることが出来ます。
そしてバランス感覚も養うことが出来るため、姿勢改善にも効果を発揮します。
自重トレーニングでのワークアウトをダイエット計画に取り入れたい方は、自重トレーニングの効果が高い本当の理由【10種のメニュー付き】に是非チャレンジしてみてください。
パーソナルトレーニングくびれ美人のセッションで必ず自重トレーニングを取り入れる理由はここにあるのです。
2.小さな筋肉ばかり鍛えない
「二の腕を引き締めたいから腕ばかり鍛える・・・」
意外とこんな方は少なくありません。
振りそで肉や浮き輪肉などが気になる方は、ついつい二の腕やお腹トレーニングばかりを鍛えてしまいがちですが、それだけでは体脂肪が落ちることは非常に稀です。
やはり動員される筋肉が少なければ脂肪燃焼は促されないばかりでなく、そもそも筋肉量自体が少ない部位では筋肉が付いたとしても限度があります。
過去の投稿でも二の腕引き締めトレーニングやウエストダイエット法を解説しておりますが、このような体型の変化は体脂肪だけの問題ではなく、姿勢を含めた身体全体の問題ということを知っておくべきなのです。
ダンベルを使って二の腕ばかり鍛えようとしているあなた。
それよりもまず、するべきことがあるはずです。
3.定期的にメニューをレベルアップさせる
しかし、どれだけ良いトレーニングを行っているとしても、また新たな問題が現れます。
それはトレーニングへの順応です。
トレーニングの原理・原則として、人は同じ事を繰り返すことによって正確さが高まります。つまり上手くなることを順応と言うのです。その反面、この順応という反応は慣れにも通ずるものがあり、筋力や筋肥大の成長曲線は右肩上がりの状態から一転して横ばいの状態が続いてしまうことがあります。
ルーの原則として知られるように、【人間の持つ機能は使わなければ退化し、適度に使えば発達するが、使い過ぎると一転して萎縮してしまう】ことは事実であり、特にリハビリテーションの分野において重要となります。(廃用性症候群:寝たきりになると筋力が低下して日常生活が困難になること)
そして近年ではトレーニングの概念として知れ渡るようになりました。
過負荷(オーバーロード)の原則では筋肉を付けるためには常に高いレベルでの刺激が必要であることを表しており、そして漸進性の原則では筋力・運動レベルの発達に合わせて段階的に負荷量(運動の強度や回数)を高めていく必要性を説いています。
↓トレーニング計画を立てる前に見ておきたい基礎知識↓
4.鍛える筋肉を意識する
例えば漠然とした目標として、英語を勉強するとします。
英単語一つ一つが書いてある単語帳を眺めていても、覚えることが目的となってしまえば勉強の成果も上がらずモチベーションも下がってしまいますよね?
しかし、
「〇月にアメリカに行くから英語を勉強したい」
「仕事で英語圏の方とコミュニケーションを取るから英語を習得したい」
という明確な目的意識があれば、同じ英語の勉強でも結果は明白。
つまり、
「トレーニングにおいても〇〇筋を鍛えることで〇〇に効果がある」
といった具合に明確な目的意識を持ち、鍛える筋肉を意識すれば自然と筋トレの効果は高まることでしょう。
結果を出すトレーニングの負荷設定については、 効果的にボディメイクするために筋肉量はどれくらい必要なのかが参考になります。
動作1つ1つを大切にし、トレーニングに取り組んでみてください。
この点パーソナルトレーニングではキューイング(声かけ)や補助を行うことで、セルフトレーニングでは味わうことが出来ないレベルでのトレーニングを体験することが出来ます。 ※キューイングとは運動指導の際に使う効果的な声かけのこと。
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5.タンパク質を摂る
繰り返しとなりますが、人間は今まで食べてきたものでしかの身体を作ることが出来ません。
過去の投稿記事筋トレをする上で必ず抑えておくべきタンパク質の摂取量でも触れている内容ですが、普段から運動をしている方、そしてダイエット目的の方でも一日あたり【体重×1.5g】のタンパク質が必要です。
それ以下ではタンパク質の不足によって筋肉量が増えなかったり、寧ろトレーニングによって筋肉の分解が進み、筋肉量が減ってしまうこともあるのです。
↓ダイエットに必須なタンパク質についてはこちら↓
第3章【まとめ】
筋トレを頑張っているにも関わらず、なかなか結果が出なければ心が折れるのも無理はありません。
そんな方こそ本記事に目を通し、ダイエットの計画を見直してみてはいかがですか?
□フォームを見直すこと(トレーナーの指導を受けてみる)
□鍛えるべき筋肉を意識すること
□定期的にメニューに変化を加えること
□食生活を見直すこと(タンパク質中心)
この4つに注意し、理想の身体づくりにチャレンジしてみてくださいね!
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広島のパーソナルトレーニングジムくびれ美人
山戸 勝道
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