O脚改善は内もものトレーニングだけでは足りない
大久保です。
O脚改善エクササイズで、多くの方が思い浮かべるのは、内もものトレーニング。
たしかに内もものトレーニングは非常に大切で、今回のブログでも紹介しますが、それ以外にも大切なトレーニングはあります。
このブログでは、O脚改善の考え方と、自分で出来ることを紹介していきます。
目次
O脚について
O脚にも種類がありますが、今回のブログでは、骨盤後傾パターンでのO脚にフォーカスを当てて解説をします。
骨盤後傾パターンのO脚は“がに股だからO脚ではない”みたいな記事もたまに見かけますが、立派なO脚ですので正しく改善しましょう。
運動連鎖によるO脚
骨盤後傾での下行パターンのO脚は、大腿骨の外旋、膝関節の内旋、下腿の外旋…となります。
(※『…』としたのですが、パターンがいくつかあり、説明していたら長くなるので、今回はパスします。)
要するにトレーニングでは、先程のパターンを筋肉一つ一つのアプローチをする方法と、全体の運動連鎖を考慮してアプローチする方法を組み合わせて行う必要があります。
O脚改善トレーニング(個々の筋)
それでは、O脚改善トレーニングを紹介します。
順番として、一つ一つの筋肉へ刺激を与え、最後に全体の動きを考慮して行う方法で紹介しておりますので、順番通りチャレンジして頂ければと思います。
まずは一つ一つの筋肉をターゲットに、個々の筋肉のトレーニングを行い、内ももを閉じる動作をしていきましょう!
アダクションー内転筋群
O脚改善トレーニングを選択する際、絶対に欠かすことの出来ない内転筋群。
O脚で外に開いた大腿部を内転(内側に閉じる)させる重要な筋肉です。
横向きになり、上側の足を前方に折り曲げ、下側の足を上げ下げします。
内ももの使用感を感じてくださいね。
ヒップリフト(ボール)ー大殿筋下部
お尻の筋肉である大殿筋は、下部が内転動作に関わります。
ボールを膝に挟んだ状態で、ヒップリフトを行うと、大殿筋下部が最も使われ、大腿内転作用となります。
トゥレイズ(MP屈曲)ー前脛骨筋
これはあまり知られていませんが、前脛骨筋のトレーニングは、O脚改善に重要です。
前脛骨筋が正しく活動することで、下腿の外旋を抑制し、中間位へ誘導します。
足指を丸めた状態で、足首を背屈(自分の方へ曲げる)させましょう。
スネの真横辺りが使われている感覚があると良いです。
O脚改善トレーニング(運動連鎖)
次に、個々の筋肉ではなく、全体の筋肉の繋がりを考慮したトレーニングを一つご紹介致します!
スクワット&カーフレイズ(変型)
こちらのトレーニングは、個々の筋肉をターゲットにせず、運動連鎖によってO脚になってしまったカラダを、動作に重点を置いて行うことで改善していきます。
一つずつ意識するポイントを解説します。
まず、踵を合わせた状態で立ちます。
この時、脚の間に隙間が出来ないようにギュッと引き締めておきましょう。
その姿勢をキープしたまま、頭を天井に突き刺すイメージで、踵を持ち上げます。
この時も内ももが合わさった状態で動作を行いましょう!
それから更に、膝をつま先方向に折り曲げながら、お尻を後ろに突き出していきます。
股関節の前側(腸腰筋)が、強く収縮するような感覚を得られると良いです。
先程も書きましたが、上の写真のように、お尻をしっかり突き出してください。
下の写真では、ほとんど効果はありません。
最後に
今回紹介したトレーニングは、O脚改善はもちろんですが、美脚トレーニングとしても、非常に大きな効果はもたらします。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ