関節パキポキについて
大久保です。
テキトーなことやってると、痛い目を見るのは自分なのです。
全ての人に、丁寧に接すること!
これに尽きる!
関節パキポキについて
さて本題です。
首や肩、股関節等を大きく動かした際、『パキッ』とか『ポキッ』と、何かが引っ掛かって音が鳴るような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
また、自ら外力を加えて鳴らす方もいらっしゃるかと思います。
よく『骨が当たっている音』と言われることがありますが、実際は違うとされており、まだ医学的に“こう!”という完全な証明がされていないのですが、現代で最も有力とされているのが、『気泡の弾ける音』と言われているのです。
気泡?となるかもしれませんが、簡単に説明をします。
まず、パキッと音が鳴るところは『関節』です。
骨と骨の間を繋いでるところですね。
この関節は、外から『関節包→滑膜→滑液(関節液)→関節軟骨』で構成されており、音が鳴るとされているところは、この中の『滑液』の部分だとされています。
手の指をパキッと鳴らすとき、指を強く折り曲げたり、指を引っ張ったりすると音がなるのですが、このような外力を加えると、関節包の中の圧力(内圧)は急激に低下し、空間に気体が発生します。
その気体が一気に移動したり弾けることで『パキッ』と音が鳴ると言われています。
メカニズムとしてはこんな感じです。
では、このパキポキ音は鳴らしても大丈夫なものなのか?という話になりますが、結論から申し上げると『あまり良くない』と言えます。
この結論は何となく想像出来るかと思いますが、理由はその部位に強い外力が働いているからです。
指はまだ鳴らす関節を特定出来ますが、例えば脊柱をボキッ!とやっていると、それが脊柱の問題(変形性脊椎症、ヘルニアなど)に繋がる可能性があるからです。
(※指が良いという訳ではなく)
関節のパキポキを鳴らないようにするには、トレーニングによって筋肉の柔軟性を高めたり、不良姿勢を整えて関節負担を軽減していくことが必要です。
パキポキ鳴らして、何となく気持ち良い感覚がある方もいるかもしれませんが、なるべく避けるように心掛けましょう。
最後に
指鳴らしがちなんだよなー(笑)
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月〜現在まで、月約200件、年間約2,500件のパーソナルトレーニングを継続。
ボディメイクや健康作りのお客様はもちろん、プロスポーツ選手のトレーニングも担当。
【体験料金】
4,950円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ