遠くの物を手で取ろうとして腰が丸まったり痛くなる人
大久保です。
腰に違和感を感じる方は多いと思いますが、どのタイミングで感じるかは、人それぞれ違います。
座っている時間が長くて腰痛を感じる人もいれば、何かしらの動作で感じる人もいるでしょう。
例えば、姿勢の保持が長くなることで感じる方は、正しい姿勢を手に入れるトレーニングをして、腰部への負担がかからないようにします。
後ろへ振り返るような動作で違和感があるのであれば、脊柱の回旋可動域を改善していく必要も考えられるでしょう。
このように、どのような動作で違和感があるのか評価して、それに合わせて改善を目指していくべきですし、もちろんそうならないように、予防をしなければなりません。
遠くの物を取ろうとして腰痛になる
もう一つ、運動パターンが悪い場合、腰に強く負担のかかる体勢があります。
それが、遠くの物を取ろうとする体勢です。
このブログを読んでくださっている方の中にもいらっしゃるかもしれませんし、耳にしたことがあるかもしれませんが、『お風呂でシャンプーしてたらギックリ腰になった』というワードは、私もよく耳にします。
前に頭を下ろしてシャンプーする姿勢は、腰部への負担を高めますが、その姿勢のまま、シャワーを取ろうとする姿勢は、腰痛(ギックリ腰)の引き金となりやすいのです。
これは、姿勢を正すためのトレーニングも大切なのですが、運動パターンの改善も大切です。
良い姿勢でシャンプーしないとですね。
多裂筋の弱化
先程のような不良姿勢(シャンプー姿勢)のとき、弱くなっていると疑われる筋肉が多裂筋です。
骨盤(仙骨)~首の骨(C2)まで、たくさんの小さな筋肉が、背骨一つ一つに斜めにくっついています。
(※仙骨又は脊柱横突起から上位の棘突起に3~5ずつ走行)
この筋肉が上手く働かない状態は、脊柱の不安定性を招きます。
とくに腰椎(腰の骨)は、回旋や側屈動作に弱いですが、屈曲可動域は50°もあり、腰椎の後弯癖があると、多裂筋が上手く機能しなくなることも考えられます。
正しい姿勢でいることも大切ですが、多裂筋の収縮を促すべく、トレーナーに徒手で誘導してもらいながらトレーニングすることも、非常に効果的です。
最後に
腰痛の感じ方や感じるタイミングは人それぞれです。
その人それぞれに合った方法で解決出来ると良いですね。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ