足をお腹に引き寄せたときに股関節に違和感を感じる
大久保です。
髪切って大人しくなりました。(※自称)
色が落ちていったらどんどん金髪になって若返ります。
足をお腹に引き寄せたときに股関節に違和感を感じる
さて本題です。
寝転がった片足をお腹の方へぐーっと引き寄せたとき、股関節の前方にツマリを感じる方もいるのではないでしょうか?
ツマリの原因は股関節周辺の筋肉のバランス不良が考えられます。
股関節を安定させる筋肉として重要な働きを担うのが、中殿筋(股関節側方)、深層外旋六筋(股関節後方)、腸腰筋(股関節前方)です。
これらの筋肉は、それぞれ大腿骨頭が寛骨臼にハマりやすいポジションへ誘導するために股関節のすぐ側で働いています。
しかし冒頭の、片足をお腹の方へ引き寄せた際にツマリ感がある場合、股関節の不安定性が起こっており、この時に弱化していると考えられるのが、股関節を前方から安定させる腸腰筋です。
人は元々四足歩行をしていたため、その名残で股関節は寛骨臼(受け皿)が前方に向いていることから、大腿骨頭が前方にスベりやすい状態であると言えます。
股関節を前方に押し出すヒップの硬さを取ったり、股関節前方で腸腰筋動作の代償を担いやすい大腿直筋のストレッチはもちろんですが、股関節前方に違和感のある場合は、腸腰筋のトレーニングは必須です。
比較的多くの方に見られる症状ではあるのですが、悪化すると股関節インピンジメント症候群を発症したり、変形性股関節症に繋がることもあるので、早めの改善が勧められます。
また先程も書きましたが、代償動作を起こす筋肉については知っておくと良いです。
腸腰筋→大腿直筋、大腿筋膜張筋
中殿筋→大腿筋膜張筋
深層外旋六筋→大腿二頭筋
股関節の安定に関わる筋肉の代償はそれぞれここに書いた筋肉が負うことが多いです。
トレーニングを行う場合は、これらの筋肉に代償動作が起こらないように注意しましょう。
最後に
最近のブログ漢字多いと言われました。
すみません、本日も漢字だらけなのです…(泣)
ニホンゴムズカシイ。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月〜現在まで、月約200件、年間約2,500件のパーソナルトレーニングを継続。
ボディメイクや健康作りのお客様はもちろん、プロスポーツ選手のトレーニングも担当。
【体験料金】
4,950円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ