豚肉の摂取で気を付けたい部位別カロリー
大久保です。
美しいカラダを手に入れるためには、絶対にトレーニングが欠かせませんが、頑張って行なったトレーニングを成果としていくには、食事管理が大切となります。
とりわけタンパク質の摂取は非常に大切で、お肉やお魚、卵、大豆製品などを積極的に食べなければ、トレーニングで頑張ったカラダを労る事が出来ません。
タンパク質は超重要。
では、実際どれくらいを摂取目標にすべきなのでしょうか?
目次
タンパク質摂取目標
ボディメイクをするに辺り、摂取すべきタンパク質の摂取目標は【体重×1.5〜2g】とされています。
ちなみにボディメイクに関わらず、必要最低限のタンパク質摂取目標でも【体重×1.0g】は必要とされています。
これがどれくらいの量で、お肉によってカロリーがどれくらいになるのか。
今回のブログでは、豚肉を例に、タンパク質の目標摂取量に対する、部位別のカロリーを書いていきたいと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、豚肉は疲労回復に抜群の効果を発揮します!
暑さの疲労回復にはとてもオススメなのですが、『頑張ってお肉を食べている!』という方も、それはタンパク質ではなく、ほとんどが脂質だった…ということにならないよう、読み進めてもらえればと良いかと。
豚肉の部位別カロリー
ここでは、体重60kgの方が、必要最低限である【体重×1.0g】の計算で摂取すべきタンパク質60gを例に、部位別カロリーを見ていきます。
1日3食でタンパク質60gを摂取しようとした場合、1食では20gがタンパク質摂取目標となります。
・タンパク質1g=4kcal
・脂質1g=9kcal
ですので、20gのタンパク質摂取で、既に80kcal分を摂取したことになります。
では、タンパク質20gを摂取するには、豚肉は部位別でどれだけ食べる必要があるのでしょうか?
【タンパク質(80kcal)+脂質(g×9kcal)】の計算式に当てはめて、ヒレ・ロース・バラの順に見ていきましょう。
ヒレ
ヒレ肉でタンパク質20gを摂取するためには、93gのヒレ肉を食べる必要があります。
ヒレ肉93gでは、脂質が約4gとなりますので、計算式に当てはめると約116kcalとなります。
ロース
次にロースですが、タンパク質20gを摂取するためには、122gのロースが必要です。
ロース122gでは、脂質が約32gとなりますので、約366kcalとなります。
ヒレ肉に比べて、格段に数字が上がりますね。
バラ
最後はバラ肉。
タンパク質20gを摂取するためには、153gのバラ肉が必要。
バラ肉153gでは、脂質が約60gとなります。
いやー、かなり多い…。
計算式に当てはめると、なんと約620kcal!
3つの中では、タンパク質摂取のために最もカロリーを摂取してしまうことになりますね。
最後に
20gのタンパク質摂取をするために、
ヒレ→116kcal
ロース→366kcal
バラ→620kcal
のカロリーを摂取することが分かりました。
こうなると、ボディメイクには自ずとカロリーの低めなお肉を選ぶ必要があることが分かります。
『肉ー!』と思って積極的に食べても、部位によってはほとんどが脂質である可能性が高いのです。
スーパーでのお肉選びにも注意したいですね。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ