腰痛持ちは腹筋を鍛えればそれで良いのか?

大久保です。

昨日はお仕事の休憩中に、職場からすぐ近くのお店へTシャツを買いに行きました。

購入するお店はいつもほぼ決まってますが、昨日はいつもと違うお店。

新しい空間は苦手だ…、なんか緊張するし(笑)

でもとても良いお買い物が出来ました!

『腰痛持ちは腹筋を鍛えなさい』の真意

腰が痛くて病院へ行ったら『安静にして、痛みが引いたら腹筋鍛えてね。』と言われるのが、腰痛あるある。

その理由は、腰痛がどのようにして起こっているのかを考えると自ずと出てくるのですが、ほとんどの腰痛は、“腰椎が過剰に動き過ぎる”ことで引き起こされている事が多いからです。

実際腰痛のある方の多くは、上に位置する胸郭や、下に位置する股関節の機能が衰え、その可動制限のの代償を、隣り合う腰椎が担っていることが多いのです。

ですから、腰部の安定に関わる腹筋群を鍛えなさいとなるんですね。

ただ腹筋を鍛えれば良い訳ではない

しかし、単に腹筋を鍛えれば良いと言う訳ではない事が、勘の良い方は分かるかと思います。

先程書いた通り、胸郭や股関節の柔軟性は、十分に確保する必要があります。

また、ヘルニアやすべり症、分離症等、気を付けなければならないパターンもありますが、腰椎周辺の腰の筋肉(多裂筋など)もトレーニングすることで、腰椎の安定に繋がります。

要するに、腹筋トレーニングをするから腰痛が緩和される訳ではなく、全身の相対的バランス(相対的柔軟性、相対的筋強度)を整えることが最も大切なのです。

それで、腹筋が弱いのであれば鍛えるべきですし、腰周りの筋肉が弱いのなら、そちらを適度に“固める”ことも大切です。

胸郭や股関節の調整も必要かもしれません。

『腰痛=腹筋を鍛える』ではなく、あなたに合った方法、あなたがやらなければならない事を、正しく判断することが、腰痛の緩和に繋がっていきます。

最後に

腰痛は腹筋を鍛えるというのは、間違いではありませんが、正解でもありません。

腰痛のある方は、どこに腰痛の原因があるのか見極めて、正しくケアをする必要がありますね。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ