背中のハミ肉を引き締める方法

大久保です。

 

年齢を重ねるにつれて、だんだん気になる背中のハミ肉。

 

ブラ上に『たるーん』と乗っかった状態のハミ肉は、特にこれから夏にかけての時期、女性は気になるポイントの一つではないでしょうか?

 

この背中のハミ肉には、原因が色々考えられます。

 

・加齢による皮膚の伸び
・活動低下による筋肉量の減少
・活動低下による体脂肪の増量
・肩甲骨の位置が悪い

 

などです。

 

この内、今日は肩甲骨の位置についての解説と、トレーニングの案内をしていきます。

 

肩甲骨の位置が悪いことで起こる弊害が、背中のハミ肉はもちろん、バストダウン、猫背、肩こり等です。

 

肩甲骨の正常な位置について、少し専門的にはなりますが、

 

・第2~7肋骨間
・内側縁が棘突起から約5~6cm離れ、下角は約7~8cm離れる
・肩甲棘が第3肋骨の上
・関節窩は水平面より上方約4~5°の位置
・前傾は約10°
・上方回旋約5~10°前額面に対して約30~35°前方

 

が、目安とされています。

 

もちろん、これには個人差がありますので、万人に当てはまるという訳ではありませんが、トレーニングで改善を目指していく場合、これらが一つの指標となります。

 

肩甲骨を正しい位置に戻していくには、まず肩甲骨が自由に動けるような姿勢にならなければなりません。

 

肩甲骨の可動性を上げるには、胸椎の伸展を促し、浮遊骨である肩甲骨の可動範囲(肩甲胸郭関節)を広げる必要があります。

 

今回は、ストレッチポールを使ったストレッチをご紹介。

 

写真のように、みぞおちの裏側(胸椎9番)辺りをポールの端に当てて寝転がります。

 

手を真横に開くパターンと、万歳するパターンを分けて行うことで、胸椎伸展&胸郭の広がりを出すのに効果的です。

 

どちらの体勢でも、大きく深呼吸を繰り返しましょう。

 

 

また、こちらの写真のように、背中のハミ肉の気になる部分にポールを当てゴロゴロ転がして、ダイレクトに柔軟性を高めておくのも良いかと思います。

 

上記2つの方法で胸椎の伸展・脇の下の柔軟性を出した後に、肩甲骨のポジションを整えるトレーニングとなります。

 

背中のハミ肉が出来やすい姿勢は、腕が上手く万歳出来なかったり、肩甲骨同士を寄せる動作が苦手である場合が多いです。

 

ですから、これらをカバーするトレーニングが大切になります。

 

 

こちらは、僧帽筋下部線維を鍛える方法です。

 

うつ伏せの万歳姿勢でポールに両手を起き、胸椎の伸展を促しながら、肩甲骨を下制&内転します。

 

この動作は背中のハミ肉を無くしていくのに、最も効果的なトレーニングの一つです。

 

肩甲骨下角(下らへん)に引き締まった使用感があると良いですね!

 

お家でもポールがあれば比較的簡単にチャレンジ出来る方法です!

 

女性の皆さん、ぜひチャレンジを!

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ