肩の構造とインナーマッスルトレーニングのメリット
大久保です。
肩の筋肉は、全身の見た目(シルエット)をキレイにし、健康的な印象を与えることが出来る部位です。
私の場合、女性のお客様が多く、肥大しやすい肩の筋肉をパーソナルトレーニングで積極的に選択してトレーニングを行うことは少ないですが、スッキリした肩周りを作り上げるために、複合的に刺激を与えることが多いです。
また、肩の筋肉は構造的に非常に複雑。
関節も不安定要素が強いため、特定のトレーニングに偏ることは、肩の違和感に繋がる可能性があります。
今回はそんな肩の構造と、肩関節の安定に大切なインナーマッスルトレーニングの種類について、簡単に紹介します。
目次
肩の構造
肩の関節は解剖学的には5つ(肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲下関節)存在します。
肩関節というと、ほとんどの場合肩甲骨と上腕骨の間の関節(肩甲上腕関節)のことを指します。
肩甲上腕関節は球関節で可動域は非常に広く、言い換えると非常に不安定要素が強いと言えます。
また、大きな筋肉も小さな筋肉もたくさん存在するのですが、小さな筋肉の機能低下があると、大きな筋肉によって関節が振り回されてしまいます。
ネットでは、大きな筋肉のトレーニング(三角筋)が紹介されることが多いですが、インナーマッスル(ローテーターカフ)のトレーニングも非常に重要です。
ということで、以下にインナーマッスルトレーニングをご紹介させて頂きます。
ローテーターカフを鍛える
ということで、肩のインナーマッスルトレーニングをご紹介いたします。
肩甲下筋
肩甲骨の前面にあるインナーマッスルです。
今回はセラバンドというチューブを使っています。
1stポジション
脇を閉め、肩関節を内旋させます。
2ndポジション
肘を肩の高さに開き、肩甲骨面(スキャプラプレーン)上で、肩関節を内旋させます。
棘下筋
肩甲骨の後面にあるインナーマッスルです。
1stポジション
脇を閉め、肩関節を外旋させます。
2ndポジション
肘を肩の高さに開き、肩甲骨面(スキャプラプレーン)上で、肩関節を外旋させます。
最後に
今回は簡単に肩のインナーマッスルトレーニングについて、2つの筋肉をターゲットに紹介致しました。(※棘上筋トレーニング=エンプティカンは、今回は省いています)
近々アウターマッスルのトレーニングについてもご紹介致します!
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ