股関節前方の違和感を感じる方に多いハムストリングスの優位性
大久保です。
熱中症患者が例年より多く病院へ搬送されているというニュースが、昨日インターネットのニュースでトップページに載っていました。
https://www.kubirepro.jp/staff-blog/梅雨明けに最も気を付けたい熱中症/
今年は特に熱中症リスクが高い年。
こちらのブログでも度々注意喚起をしてきましたが、引き続き皆様もお気を付けくださいね。
目次
股関節の違和感
女性に特に多い股関節周辺の違和感。
男性に比べ骨盤幅が広く、股関節の不安定性が高いことも、違和感に繫がっていると考えられますが、その他にもたくさん原因があると言えます。
(※上:お尻、下:もも裏)
例えば、うつ伏せになり、股関節伸展動作(足を持ち上げる動作)をすると、股関節前方に違和感を感じている人の多くが、お尻の筋肉ではなく、もも裏の筋肉に力が入って、足を持ち上げようとします。
このような現象が起こるのは何故でしょうか?
股関節のコントロール
お尻の筋肉は骨盤から大腿骨を結び、股関節を比較的近い距離で安定させています。
しかし、もも裏の筋肉は坐骨(お尻)から脛骨(下腿)に付着しており、そもそも大腿骨に付いていないため、股関節を安定させる能力には乏しいと考えられます。
先程説明した評価を横から見た時、大転子(お尻の横のボコッとした骨)の動きが、足を上げる動作と同時に上方向に動けば、お尻が使われていると評価されます。
逆に、もも裏が優位な場合、大転子が下にズレる形となると、股関節前方に違和感を感じてしまいますね。
インナーマッスルを鍛える
股関節が前方へズレないようにするためには、それを止める筋肉のトレーニングが必要です。
お尻のインナーマッスル(深層外旋六筋)は、股関節の安定に直結する筋肉で、ここのトレーニング無くして、股関節の安定はありません。
股関節の違和感を感じる方は、まずここのトレーニングを積極的に行いましょう。
最後に
人のカラダのウィークポイントは様々。
カラダの評価を行い、それに対して適切なトレーニングを行わなければ、違和感の改善には繋がりません。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ