眼精疲労に効果的な簡単ストレッチ
大久保です。
お家にいる時間が長くなり、TVやスマホを触る機会が多くなっていませんか?
長い時間、画面を見続けることで、目が疲れたり、首が凝ったりする方も多いと思います。
そして、この目の疲れや首コリは、後頭下筋群と呼ばれる、小さな筋肉へのダメージによるものかもしれません。
今回は、おうち時間が長くなり、目を酷使することが多くなった方はもちろん、日頃からデスクワークで、眼精疲労や首コリが気になる方へ、お家で出来る簡単な改善方法をお伝えします。
目次
後頭下筋群とは
後頭下筋群は、後頭部(頭)と頸椎(首)を繋ぐ、比較的小さな筋肉です。
一般的には、あまり馴染みの無い筋肉かと思いますが、全身の姿勢をコントロールするために、非常に重要な働きをしており、この筋肉が正しく作用するだけで、全身の柔軟性が上がったり、スポーツパフォーマンスが上がるという、超すごい筋肉なのです。
後頭下筋群は敏感?
この後頭下筋群は、頸部の前後や傾きの動きをより細かくコントロールするため、とても多くの感覚センサー(※筋紡錘)が存在しています。
(※筋紡錘…筋肉の長さを検知する固有受容器の一種)
例えば、大殿筋(お尻)は1gに対し筋紡錘が7個と言われていますが、後頭下筋群のは同じ1gあたり、36個の筋紡錘が存在すると言われているのです。
センサーがたくさんあるという事は、様々な動きに対して、常に反応を示している、敏感な筋肉であると言えますね。
後頭下筋群と眼球運動
後頭下筋群は、頭が動いていなくても、眼球運動と連動して動いています。
目を上下に動かすと、後頭下筋群も同じく上下に動きます。
逆に後頭下筋群を動かさないで目を動かす事は出来ません。
要するに、少しの動き(眼球運動)でも、センサーが感知し、それが続くと、後頭下筋群は筋緊張状態になりやすいのです。
TVやスマホを長時間見たり、デスクワークで画面から目を離さない生活が続き、眼精疲労や首コリを感じるのは、ここの筋緊張状態が強まるからと言えますね。
簡単ストレッチ法
それでは、この後頭下筋群を簡単にケアする方法をご紹介致します。
と言っても、本当に簡単。
こちらの写真のようにストレッチポールの上に頭(後頭骨と頸椎の間)を乗せ、ゆっくりと左右に首を捻るだけ。
上手くほぐすことが出来ると、もも裏の柔軟性チェック(SLR)でも、前後で差が出てきます。
最後に
眼精疲労や首コリを感じ、肩周りの運動をしたり、目を温めたりするのも良いですが、後頭下筋群にも注目してみると良いかもしれません。
新型ウイルス対策で、お家にいる時間が長いと、つい画面を見る時間も長くなってしまいます。
簡単な方法ですので、1日のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか?
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ