猫背と腰痛に関わる下後鋸筋

大久保です。

こないだはHONDAのWR-Vの試乗、今日はPEUGEOTの2008を試乗。

どれも良い車ばかりですなー。

妻は今日のを即決希望。(※無理です)

猫背と腰痛に関わる下後鋸筋

さて本題です。

腰痛の原因としてよく考えられるのが、胸椎の伸展&回旋能力の低下と、腰椎の過活動です。

特に下位胸郭の後屈展開制限は、腰椎伸展可動域を増幅させるため、伸展型腰痛に繋がります。

下位胸郭の伸展筋に下後鋸筋という筋肉がありますが、この筋肉は同側の下位肋骨を後方に引き、片側性活動では下位胸郭の回旋、両側性活動ではchest gripping(※上部腹筋群の緊張により下位胸郭の横径拡張が制限されること)に拮抗して下位胸郭の横径拡張と伸展に関与すると考えられます。
(※上部腹筋群=腹直筋上部、外腹斜筋上部、腹横筋上部、横隔膜)

この下後鋸筋のエクササイズは必要ですが、段階としてはこのchest grippingを改善すべく、上部腹筋群の徒手リリースを行い、下位胸郭の横径拡張が左右対称になるようなストレッチと、呼吸運動での筋の活性を目指します。

また、下後鋸筋の外側で同じ走行をする広背筋のストレッチも適度に行えると良いです。

これを行なった後、パピーポジションでの下位胸郭伸展運動や、プラスして上肢屈曲位での下後鋸筋への刺激を入れられると、伸展型腰痛の予防になると考えられます。

パピーポジションでは、恥骨を地面に押し付け、つま先と頭はそれぞれ遠くへ引き伸ばすイメージを持った状態で、上腹部の伸び感を感じましょう。

手を上げる際は、カラダが側方移動しないように、体幹にバチッと力を入れておきましょう。

最後に

腹は減るのに、食べるのがしんどい。

夏バテあるある。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

2019年7月〜現在まで、月約200件、年間約2,500件のパーソナルトレーニングを継続。

ボディメイクや健康作りのお客様はもちろん、プロスポーツ選手のトレーニングも担当。

【体験料金】
4,950円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ