燃える体はつくれる
こんにちは🌸
くびれ美人エグゼクティブトレーナーの松浦加奈です。
ダイエットをしよう!と思った時、1番気になるのは脂肪ですね。
私たちの体には、脂肪の燃えやすいときと燃えにくいときがあることを知っていますか?
今回は、もっと効率よくダイエットに励めるよう、脂肪が燃えるメカニズムについて紹介致します!
目次
脂肪が燃えるメカニズム
まずは、私たちの体内で脂肪が燃えるメカニズムについて確認しましょう。
私たちの体についている脂肪は、体内で使い切れず過剰となったエネルギーを中性脂肪として蓄えられたもので、脂肪が燃えるとはこの貯蔵物を消費するということです。
脂肪はいわば体内に貯めこんだ固形燃料のようなものなのです。
この蓄えられた脂肪はそのままの状態では燃えません。
運動が必須
脂肪を燃焼できるよう、遊離脂肪酸という形に分解される必要があります。
その分解には、運動が欠かせません。
運動をすると脳が「活動エネルギー」を感知し、アドレナリンやノルアドレナリンを分泌。
これにより、脂肪を分解する酵素である「リパーゼ」が活性化し脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解してくれるのです。
分解された脂肪は、エネルギーとして消費されます。
これが脂肪燃焼の仕組みです。
ダイエットを効率的に進め、痩せやすい体を作るためには、運動で分解を促すだけでなく、そもそも脂肪の分解酵素である「リパーゼ」の分泌を促進させることも重要。
脂肪をできるだけ多く分解してもらえば、それだけ早く多くの量の脂肪を燃焼できるのです!
脂肪が燃えやすい状況とは
分解された脂肪はエネルギーとして消費されると紹介しました。
しかしこの脂肪からエネルギーを供給する流れは、体内での優先順位が低め。
基本的に運動でエネルギーが足りないと判断されたら、最初に血液中の糖分をエネルギーにします。
血液中の糖分だけでは足りない場合、次は肝臓や筋肉中の糖分をエネルギー化します。
それでも足りなくなれば、やっと脂肪を燃焼させてエネルギーに変える仕組みになっているのです。
そこで注目したいタイミングが、空腹時。
お腹がグーと鳴ったタイミングは血糖値が下がるので血糖値を安定させようとするホルモンである「グルカゴン」が分泌されます。
グルカゴンから指令を受け、脂肪分解酵素である「リパーゼ」が活発化します。
このタイミングでの運動は、脂肪分解を待つ時間が必要ないため、特に効果的!
「脂肪が燃えやすい」=食事を気にしなくていい?
そういうわけではありません。
空腹時に甘いものを摂取すると血糖値が急上昇するため、血糖値を下げる「インスリン」というホルモンが大量に分泌されます。
この「インスリン」は、余った糖分を脂肪に変える性質があるので、ダイエット中は要注意。
お腹が空いたからといって甘いものに手をのばさず、野菜や豆腐などの低カロリーな食材から食べるようにしましょう。
血糖値をゆるやかに上昇させるので、「インスリン」の分泌量を抑えられます。
最後に
知らず知らずのうちに、脂肪が燃えにくいタイミングで運動し、脂肪燃焼しやすい(=糖を吸収しやすい)タイミングで食事を摂っていた方も多いかも…
ダイエットの効果を出すためには、タイミングを見極める力も重要です!
ぜひ痩せやすい体を作っていきましょう。
くびれ美人エグゼクティブトレーナー
松浦加奈