夏が近付き足がつる頻度の高くなる理由

大久保です。

夏が近付き、『寝てるときに足がつった』と耳にすることが多くなりました。

ふくらはぎや足の裏の“ピーン”とした感覚、思い出すだけでも、何だか痛い気がします。

では、なぜ足はつるのでしょうか?

今回は、足がつるメカニズムについて書いていきます。

なぜ足はつるのか?

人間の筋肉は、収縮と弛緩を繰り返しながら、動作のバランスを保っています。

これは、脳や脊髄からの信号を、筋肉が受け取り、筋肉や腱が感じた反応を、脳や脊髄に戻すことで、『足をつる』のは、この仕組みの中で起こる異常な反応です。

要するに、異常収縮=足がつるなのです。

異常収縮が起こる理由

では、異常収縮はなぜ起こるのでしょうか?

神経や筋肉がダメージを受けやすい状態

・薬の副作用(利尿剤など)
・アルコール摂取
・カフェイン摂取
・多量発汗
・妊娠中のカルシウム不足
・下痢
・人工透析

上記したような場合、足はつりやすくなります。

恐らく、足がつる前の行動を思い直したとき、当てはまる方も多いはず。

いくつかの項目で、水分不足であることが考えられますが、正確にはミネラル不足と言えます。

要するに、電解質(ミネラル)バランスが崩れたときなどに神経や筋肉が緊張しやすくなるということです。

筋肉や腱のセンサーがうまく働かない状態

寝ている時や、プールでの運動では、下肢の温度が低下し、筋肉や腱のセンサーが鈍くなっています。

例えばこのような状態で、膝関節や足関節周辺が脱力していると、足がつりやすくなります。

とくに睡眠時に多い理由

とくに夏の睡眠時は、部屋を涼しくした状態で寝たり、反対に汗をたくさんかいていたりと、先程上記した2つのパターンが同時に起こりやすいのです。

どのように改善するのか

では、どのように改善していくのかということになりますが、これは本当に単純。

食生活を整え、筋トレとストレッチで筋肉を動かし、水分(ミネラル)補給をする!

そして、アルコールとタバコ、カフェインを控える!

これに尽きます。

最後に

足のつる原因について書きました。

しかし、足がつる症状には、糖尿病・ヘルニア・狭窄症・動脈硬化など、病気が潜んでいる可能性も考えられます。

たまにではなく、頻繁に起こるようであれば、受診しましょう。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ