回内足の方がセルフトレーニングで鍛えたい小さな筋肉

大久保です。

歩行時に足底の疲労が溜まりやすかったり、外反母趾が顕著な方は、自分の足部の構造を一度見直してみると良いかもしれません。

先程のような、足部の違和感を感じる方に多いのが写真のような足の状態。

(※こちらは軽度ですが)

回内足と言いますが、立位の状態で土踏まずが潰れ、足指が外側に向いた状態を指します。

今回は、回内足の改善に効果的なプチトレーニングをご紹介します。

回内足とは

先程も説明しましたが、回内足は立位で土踏まずが潰れ、足指が外側を向いている状態の足を指します。

人の足部は少し複雑な構造をしており、足部アーチは靭帯と筋肉で上手くバランスを取っています。

足首の構造ですが、下から順に踵骨→距骨→脛骨(&腓骨)で構成されており、距骨には筋肉が付かず、踵骨の地面設置部が球形です。

そのため、踵骨は左右に倒れやすく、姿勢の影響を大きく受け、冒頭の写真のように回内足になる事もあります。

回内は複合運動であり、足関節の背屈+外旋+外返しが合わさった状態です。

改善するためには

回内足改善のためには、全身の姿勢改善や、動作パターンの習得、またインソールの使用が効果的です。

しかし、トレーニングの下準備として後脛骨筋のトレーニングもオススメです。

後脛骨筋は、足関節の底屈と内反を行うため、回内足の改善トレーニングの下準備として、効果を発揮する他、外反母趾や足底筋膜炎等のケアにも効果的であると考えられます。

後脛骨筋をトレーニングで感覚的に使うのは、初めての方は難しいかもしれませんが、写真のような筋肉の収縮が見られると使えています。

一つの目安にしてみてください。

最後に

全身の歪みが足首に影響するのはもちろん、脚首の歪みも全身に影響します。

どちらか片方のケアに留まらず、全身のトレーニングをしながら、足首のケアも出来ると良いですね。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ