体重が思うように減らないとき
こんにちは🌸
くびれ美人エグゼクティブトレーナーの松浦加奈です。
ダイエットを続けている時、思うように体重が減らなくなった…そんなことはありませんか?
ダイエットをしている人なら、経験する可能性のある停滞期。
この停滞期を脱出できるかどうかが、ダイエットを成功させるポイントになります。
ここでは、ダイエット停滞期の乗り越え方をご紹介します!
目次
停滞期が起こるメカニズム
ダイエットをスタートさせてすぐは、意外と簡単に体重が落ちるものですが、しばらくすると体重が減らなくなることがあります。
同じように食事を制限しているのに、どうして体重が減らなくなるのでしょうか?
ダイエット停滞期が起こるメカニズムとは??
体の自然な反応
ダイエット停滞期が起きるのは、人間の身体に備わっている「ホメオスタシス(恒常性)」という機能によるとされています。
ホメオスタシス機能というのは、人間を飢餓から守るために備わっている機能で、食事による摂取カロリーが少ない時期が続いたときに、体重の減少を抑えようと働くものです。
ホメオスタシス機能が働くと、食事によるエネルギーの吸収率が上がり、基礎代謝や運動によるエネルギーの消費量が少なくなるといわれています。
身体が省エネモードになるのです。
それにより、「食べていないのに体重が減らない」ということが起こるようになります。
ホメオスタシス機能は生命維持のために必要なものなので、誰にでも備わっています。
停滞期はいつ起きる?
ダイエット停滞期がいつ起こるかは個人差がありますが、だいたい1カ月で体重の5%が減ると、ホメオスタシス機能が働いて停滞期に入りやすくなるそうです。
1カ月の間に体重が50Kgの人なら2.5Kg、
60Kgの人なら3Kg減ったら、停滞期に入る可能性が高いと思っておきましょう。
これくらいの体重なら、ちょっとダイエットを頑張れば誰もが減らせるので、多くの人はダイエットをスタートして1カ月前後で停滞期を経験するようです。
とくにダイエット中にカロリー制限をしていると、身体がエネルギー不足を感じやすくなるため、少しの食事でもエネルギーの吸収率が上がるようになるといわれています。
ダイエットをしているのになかなか体重が減らないと、「このダイエット方法は効果がない」とか、「痩せにくい体質だから、ダイエットしても無駄だ」と考える人も。
ダイエットを挫折してしまうという人の多くは、この停滞期を上手く乗り越えることができないのが原因かもしれません。
ダイエットを成功させるためには、停滞期から脱出することが重要です!
停滞期を脱出するために心がけること
ダイエットを頑張っているのに思ったように体重が減らないと、やる気をなくしてしまいますよね。
しかし、停滞期はダイエットをしている人なら誰もが経験するものと言っても過言ではありません。
停滞期を脱出するためには、どんなことができるのでしょうか。
停滞期を理解する
まず、ダイエットをするなら停滞期は訪れるものだと認識しましょう!
停滞期が来ることを予期しておけば、急に体重が減らなくなったという場合でも焦ることはありません。
自分のペースでダイエットを続けていくことができます。
ダイエット効果が実感できないと、さらに食事制限を厳しくしたり、運動量を増やしたりしたくなるものですが、停滞期に頑張り過ぎてもあまり効果が期待できません。
停滞期が訪れても、今までのペースでダイエットを続けていきましょう。
最後に
体重が減らないとしても、「今は停滞期に入ったんだな」と思う程度にして、焦らずに地道にダイエットを続けていくことが大切です。
ダイエットが順調にいっている人が直面するダイエット停滞期。ダイエットに停滞期は付きものと心得て、停滞期を乗り切りましょう!
くびれ美人エグゼクティブトレーナー
松浦加奈