仙腸関節周辺の疼痛とSBL
大久保です。
ちょっと前まで暑いと思ってたのに、またダウン引っ張り出したよ。
寒い。
仙腸関節周辺の疼痛とSBL
さて本題です。
先日、大久保が痛めた仙腸関節周辺の問題についてブログで書きましたが、急性期も抜け出し、周辺ケアを積極的に行う時期になりましたので、どういうことをすべきなのかについて書いていきます。
まず、仙腸関節は何なのかという話ですが、骨盤の後方で仙骨と腸骨を上の画像のような状態に、靭帯でガチガチに固められている部位に仙腸関節はあります。
基本的に靭帯は大きく伸び縮みをするものではありませんので、仙腸関節も大きく動く関節ではありません。
骨盤は、人体の土台と言われており、姿勢作りにも、カラダの不調を整えるにも、まずはこの土台を整えることが非常に重要なポイントになると言えます。
仙腸関節をガチガチに固定している靭帯の内、ある筋膜ライン上に位置するのが『仙結節靭帯』です。
専門的には、坐骨結節から、下後腸骨棘・仙骨下半分の外側縁・尾骨に、内上方へ扇形に走行しています。
仙結節靭帯は、スーパーフィシャルバックライン(SBL)上に位置し、筋肉では、脊柱起立筋(体幹後面)とハムストリングス(大腿後面)を結ぶ中継地点とされています。
(※スーパーフィシャルバックライン(SBL)=アナトミートレインより)
要するに、脊柱起立筋やハムストリングスに筋緊張があると、骨盤のアライメントが崩れ、仙腸関節周辺に疼痛を感じる事もあるということです。
この事から、仙腸関節周辺の違和感があるとき、ケアを行うのは、局所ではなく、脊柱起立筋やハムストリングスの筋緊張解放からスタートし、仙結節靭帯のストレス軽減を目指していく必要もあると考えられます。
ということで、せっせと大久保はハムストリングスのストレッチを行なっている訳です、筋間に指突っ込んだりしてね。
(※もちろん、この他にもケアすることはたくさんありますが)
最後に
以前の怪我分析ブログはこちらから↓
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ