下半身の問題を解決するために横隔膜を調整する理由
大久保です。
下半身太りや、股関節の違和感など、下半身の問題を解決するには、そこにだけフォーカスをあてると効率が悪いです。
下半身の筋バランスはもちろん、上半身の重心の問題や、筋肉の繋がりも見ていかなければなりません。
今回は下半身の問題を解決するために必要な筋膜の繋がりについてご紹介します!
目次
人のカラダを網羅する筋膜
人のカラダは筋膜と呼ばれる、筋肉を包み込んでいる膜があります。
これは全身に張り巡らされており、『第二の骨格』と言われています。
例えば、右肩のコリを紐解いていくと、その改善ポイントが左の足首になる事もあります。
それほどまでに、カラダは複雑なのです。
下半身の問題に関わるDFL
さて、全身に筋膜が張り巡らされていることは説明をしました。
ですから、下半身痩せにも全身の調整を行う必要があることは分かるかと思います。
筋膜の繋がりには種類があり、下半身に関わるものもいくつかあります。
今回はその内、ディープフロントライン(DFL)と呼ばれる筋膜についてご説明させて頂きます。
DFLの繋がり
DFLの筋の繋がりを見てみましょう!
舌骨上筋
↓
舌骨下筋
↓
頭長筋
↓
頸長筋
↓
斜角筋
↓
胸内筋膜
↓
横隔膜①
↓
大腰筋②
↓
小腰筋
↓
腸骨筋
↓
恥骨筋
↓
腰方形筋
↓
大内転筋③
↓
長内転筋④
↓
短内転筋⑤
↓
膝窩筋
↓
後脛骨筋
↓
長趾屈筋
難しい筋肉もありますが、①②はトレーニングでも非常に重要視される筋肉です。
③④⑤は、内ももの筋肉ですので、美脚作りにも繋がる筋膜であることが分かります。
下半身の問題を解決するためには、横隔膜や大腰筋のトレーニングやストレッチ等を行い、調整していくことが大切なのです。
横隔膜ストレッチ
さて、パーソナルトレーニングでは、その人のカラダを評価してから、調整する方法を提供します。
しかし、パターンとして横隔膜の硬さが見られる事が多いため、今回は横隔膜のストレッチ方法をご紹介します。
アップドッグ
ヨガの動作で有名なアップドッグですが、こちらの動作でみぞおち辺りの伸び感を感じれると横隔膜のストレッチに繋がります。
ストレッチポール(T9)
ストレッチポールの端にみぞおちの裏側(T9)を当てて、深い呼吸を繰り返します。
ストレッチポールが無い場合は、ベッド等を上手く活用出来ると良いかと思います。
指を当てて深呼吸
こちらの写真のように、肋骨に沿って指を当てて、大きく深呼吸を繰り返します。
上から下まで、スライドさせながら行ってみてくださいね。
最後に
下半身の問題に関わる体幹の筋肉について紹介しました。
美脚作りを目指している方や、股関節の違和感を感じている方等、筋膜の繋がりを考慮しながら改善をはかれると良いですね!
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ