一つの筋肉でも硬いところと柔らかいところがある
大久保です。
今日は息子の印鑑を作りに行ってきました。
娘の時は早々に作ったのに、ダラダラと伸びてしまってて…(笑)
将来必要無くなると言われてますが、今はまだ必要なことも多々あるしな。うむ。
一つの筋肉でも硬いところと柔らかいところがある
さて本題です。
カラダの柔軟性は、ケガをしにくく、健康的なカラダであると一般的には考えられています。
実際カラダ作りにおいて、全身の適度な柔軟性は必要不可欠であり、柔軟性の低い方はスポーツや運動によってケガをするリスクは高いと言えるでしょう。
ですから、日々のボディケア(ストレッチ等)は、健康面でも美容面でも大切で、誰でも行うべき事です。
しかし、この柔軟性の確保は、単に硬い筋肉を伸ばせば良いという単純なものではありません。
例えば『太ももの前の筋肉(大腿直筋)が硬い』等と、その部位の硬さを指摘することがありますが、細かいことを言うと、『大腿直筋のどこが硬いのか』まで考えてストレッチを行わなければなりません。
大腿直筋は下前腸骨棘(骨盤)〜脛骨粗面(すね)に付着しますが、この筋肉で硬くなりやすいのは、膝に近い方ではなく、股関節に近い側であることが多いです。
筋腱移行部は比較的筋肉の柔軟性が高く、大腿直筋ではこの部位が膝蓋骨の約3横指上で、この部位が筋肉の中でも柔らかくなりやすいです。
逆に起始に近い股関節側は硬くなり、肉離れも多発しやすい場所であると言えます。
柔軟性を確保するためには、大腿直筋でもこの近位のストレッチを重点的に行うべきです。
大胸筋のストレッチでも同じことが言えますが、より肩に近い側(遠位)は伸び感を感じるのに、胸骨に近い方(近位)は伸び感を感じにくい方は多いです。
にも関わらず、遠位ばかり伸ばしていると肩こりの原因になったり、ヒドい場合では大胸筋断裂のような大きなケガに繋がる可能性もあるのです。
このような場合筋腱移行部より近位側を指で抑え、筋停止部位を作ってあげると、近位をより伸ばす事ができます。
ここまで書いたように、単にターゲットとなる筋肉を何となく伸ばすのではなく、ターゲットとする筋肉の、更にどの辺りを伸ばすべきなのか、ここまで考えて、筋肉の“相対的柔軟性”を高めることが健康や美容のためには大切です。
最後に
久しぶりのデッドリフトで腰が悲鳴をあげています。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ