ヒップアップにオススメな自宅で出来るトレーニング3選
大久保です。
インターネットでも、たくさんトレーニングが紹介されているヒップアップの方法。
その多くはスクワットやランジなど、アウターマッスルを多く活用するトレーニングが紹介されているように感じます。
実際に私も、ヒップアップをご希望のお客様にはこれらのトレーニングを選択し、ほぼ必ず提供します。
しかしながら、このトレーニングだけでは、美しくヒップアップさせるのは難しいのです。
目次
ヒップアップに大切なこと
美しくヒップアップをさせるためには、大殿筋や中殿筋などのアウターマッスルは欠かせません。
しかし、先程も書いた通り、これだけでは不十分なのです。
お尻の構造を知る
お尻に存在する筋肉は、大雑把に分けても9つ存在します。
そして、その内7つはインナーマッスルと呼ばれる、お尻の土台となる筋肉なのです。
例えば、家を想像してみましょう。
地面→骨盤など
基礎→インナーマッスル
外観→アウターマッスル
ヒップアップに重要な見た目、要するに外観は、やはりアウターマッスルのトレーニングが欠かせません。
しかし、外観がどれだけキレイでも、基礎が弱いと、そもそも外観は崩れてしまうのです。
お尻の構造的に、ヒップアップで重要なのは、アウターマッスルトレーニングだけでなく、土台・基礎作りも大切なのです。
伸ばすばかりでなく縮めて鍛える
スクワットやランジは、お尻の筋肉を伸ばしながら鍛えるトレーニングであり、高い負荷にも耐えることが出来ます。
しかし、筋肉は伸縮するもの。
すなわち、伸ばして鍛えることも大切ですが、縮めながら鍛えることも大切。
様々な刺激を与えながらトレーニングするべきなのです。
筋肉の作用を知る
先程、お尻の筋肉は大雑把に分けて9つと書きました。
しかし、1つの筋肉でも、その部位によって作用が異なる場合もあります。
例えば、手を前に上げる動作と、手を横に上げる動作は、同じ三角筋が使われるのですが、細かく分けると、前者は三角筋前部、後者は三角筋中部を、より多く使っているのです。
これを踏まえ、トレーニングでは、使いたい筋肉を細分化して鍛えることで、より目的に応じたトレーニングが可能となります。
ヒップアップエクササイズ
ということで、本日はお家で出来る美尻エクササイズを、先程書いた順にご紹介致します。
クラムシェル
こちらはクラムシェルと言われるトレーニングです。
股関節を曲げる角度によってターゲットとなる筋肉が異なります。
こちらの写真では、股関節の角度は約135°を目安にセットしておりますので、梨状筋が最も使われています。
これが約100°になると内閉鎖筋や大腿方形筋がより活発に動くようになります。
背筋が丸くならないように横向きになり、お腹の下に、手の平が入るくらいの姿勢で寝転がりましょう。
動作中は、骨盤が動かないように気を付けてくださいね。
膝を閉じる際、力を抜いてしまうと、筋肉のテンションも無くなりますので、膝の間は閉じ切らないように、上半分(開きっぱなし)で動作を繰り返してください。
回数は2~30回を目安です。
ヒップエクステンション
こちらはヒップエクステンションと呼ばれるエクササイズです。
お尻の縮まりを意識しながら動作を行います。
腰部が過剰に反らないよう、腹圧を高め、おへその下辺りで地面を押さえるような意識を持ちましょう。
膝を曲げることで、ハムストリングスの活動抑制になるので、お家ではこの方法が良いかと思います。
ヒップアブダクション(股関節内旋)
こちらはヒップアブダクションというトレーニングですが、一般的な外転動作とは異なり、股関節を内旋させた状態でおこなっています。
こうすることで、ターゲットの中殿筋でも、より前部の筋肉を鍛えることができ、ヒップの形を整えるのに力を発揮します。
もちろん、後部の筋トレもヒップアップには効果を発揮しますので、こちらも合わせて行えると良いですね。
最後に
ヒップアップを成功させるためには、様々な筋肉へアプローチを行わなければなりません。
ジムで高負荷のトレーニングを選択的に行うのであれば、お家での隙間時間に、ここで紹介したようなエクササイズを取り入れるのも良いですね。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ