ダイエット中のご褒美の頻度が多すぎないか?
大久保です。
ダイエットはほとんどの場合、これまでの不摂生や運動不足によって、自分の許容範囲を超えて(越えそうで)体重や体脂肪率、自分の見た目の悪さが増えた方が始めるもの。
そもそもスリムで納得出来るカラダであれば、それまでの生活スタイルを継続して、食事管理なり、トレーニングなりを頑張れば良いです。
ですから、『ダイエットしなきゃ!』とは、すなわち生活スタイルを変える必要があり、それを変えられないのであれば、あなたのカラダも、悪い方には変わるかもしれませんが、良くなることはありません。
最早これは、説明するまでもなく、当たり前のことです。
とはいえ、これまでの生活で大好きだったパンやお菓子、パスタ、カフェラテ、お酒…これら全てをやめなさい!と言っても、一生控えることは愚か、ほとんどの方は1ヶ月も持たないでしょう。
何も考えなければ、3日で手を出してしまいます。
まさに『3日坊主』ってやつです。
はっきり言いますが、2~3日に1回ご褒美食べて『私頑張ってるのに何で痩せないんですか?』とか言ってるようでは、考えが甘過ぎます。
ダイエットを舐めてるのです。
60kcalオーバーで3kg太る
カロリーを計算を基に、簡単に説明しましょう。
あなたが仮に年に3kgのペースで体重が増えたいたとします。
この時に、あなたの【消費カロリーと摂取カロリー】のバランスは、【1日辺りたった60kcalのオーバー】なのです。
1日たった60kcalですよ。
要するにたったこれだけのカロリーのせいで、あなたは年間3kgもの体脂肪が増えているのです。
逆にこのペースで増えている人が、1年で3kgの減量をしようと思ったら、1日の消費カロリーを、摂取カロリーよりも120kcalも増やさなければなりません。
(※60kcal/日ダウンでは、体重±0kg/年)
言いたいことは分かりますか?
毎日、消費カロリーよりも摂取カロリーを250kcal減らした食事(月1kg減計算)でも、3日に1回、必要の無いカロリーを約500kcal摂取するだけで、その努力は減量のためには報われていないことになるのです。
500kcalはあっという間。
・ビール中ジョッキ→3杯
・レモンサワー→3杯
・ハイボール→5杯
・ショートケーキ→1.2個分
・食パン→3枚
・クロワッサン→2.5個
ご褒美は多くて週1回
ここまで書けば、もう言うことはありません。
痩せたいなら、ご褒美は週1回。
それを守りつつ、食事管理を徹底しても、年間数kgしか落ちません。
ダイエットは、計算上簡単なようで、結局自分の精神力との、非常に難しい闘いなのです。
日々の努力を無駄にしないように、ご褒美設定には明確なルールを設けてください。
最後に
今回はあくまでも一定条件下での計算上の話なので、数字に重きを置くというよりは、ご褒美の設定には明確なルールを持つ理由としての一つの説明として捉えてもらえればと思います。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ