ダイエットのためと勘違いされて摂取されがちな食べ物
大久保です。
夏に向け、多くの女性のダイエット意識が高くなってきているように思います。
昨日私のお客様のInBody測定をおこなったところ、4ヶ月で約5kgの減量を達成されていました。
ご自身で、食事量を全体的に減らし、大好きだったスタバのドリンクをやめ、ご自身なりの出来ることを頑張ったそうです。
努力の成果が減量に繋がりました、素晴らしいですね。
更なる成果を出して頂けるよう、引き続きサポート頑張ります。
目次
ダイエット食品と勘違いされがちな食べ物
さて、減量については申し分ない結果だったお客様も、筋肉量は0.2kg程ではありますが、減少の数値となっていました。
実際この数値で抑えられたことは、素晴らしいのですが、元々筋肉量の少なかったお客様ですので、少しの数値も落としたくないことが本音。
お客様との会話の中で『タンパク質の捉え方』について、少しギャップがありアドバイスをさせて頂きました。
実際にアドバイスをさせて頂いた食品から、よく勘違いされがちな物も含め、少しだけ紹介致します。
ヨーグルト(乳製品)
まずはこれ、ヨーグルト。
『タンパク質摂取のために』と積極的に食べられている女性も多いと思います。
最近は、1パックで10g以上のタンパク質が摂取出来るヨーグルトも販売されていますが、本来のヨーグルトの成分として、タンパク質量はそれほど多くありません。
ほとんどのものは100g中、約3gのタンパク質量です。
摂取目標とすべきタンパク質量は、ダイエットをされている方で、体重×1.5~2gです。
ヨーグルトが悪い訳ではありませんが、タンパク質摂取を目的とするなら、非効率的と言えます。
また、その他の乳製品にも、注意をしなければなりません。
果物
果物に関しても、勘違いがされやすいです。
たしかにビタミンを多く含み、食物繊維も豊富なものが多く、ダイエットの効果を手助けしてくれる要素はたくさんあります。
しかし、果物にはダイエットの大敵である『果糖』も多く含まれています。
果物の種類によっても含まれる量が違うため一概には言えませんが、中性脂肪に変換されやすい果糖は、あまり積極的な摂取をオススメできません。
文献によっては、果糖を摂取して太るとされる量は、みかん50個分と言われていますし、これではあまり現実的に捉えにくいですが、果糖は何も果物だけに含まれているものではなく、清涼飲料水やお菓子にもたくさん含まれているのです。
果物が悪者という訳ではありませんが、トータルで考えると、果糖の蓄積になることは間違いないですし、必ずしも必要な栄養素てやはありませんので、ダイエットに向いているとは言えません。
バラ肉
『お肉を食べないと!』と、食べやすいバラ肉を選んでいると、それはタンパク質ではなく、脂質を摂取していると見なされます。
実際に豚バラ肉の栄養バランスは、100g中386kcal、牛バラ肉に至っては、100g中454kcalあります。
この内脂質は、豚バラ肉で300kcal以上もあるのです。
そして、タンパク質は約14g。
カロリーの割りにパフォーマンスは低く、且つ動物性脂肪が多いため、カラダに吸収されやすいと考えられます。
プロテインバー
プロテインバーは、どうしても間食をしたいときに、オススメをすることがあります。
しかし、だからと言って、栄養価の高い食べ物とは言えません。
1本で10~15gのタンパク質を摂取出来ますが、糖質も脂質も同じくらい含まれています。
脂質のことを考えると、ダイエッターが摂取コントロールすべき量の約1/2を、プロテインバー1本で摂取してしまうのです。
これでは、他の食事での脂質コントロールをより厳密に行う必要があり、現実的にはかなりシビアな食生活となってしまいます。
プロテインバーよりも、プロテインドリンクの方が圧倒的にオススメです。
最後に
『良い!』と思って食べていたものも、少し注意して見てみると、意外な落とし穴があります。
イメージで摂取せず、栄養成分を見るクセをつけると良いですね。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ