コラーゲン摂取を積極的に行うのはあまり効率的ではない
大久保です。
本日は私の母親&祖母と息子の初対面とのこと。
デレデレだそうです。
コラーゲン摂取を積極的に行うのはあまり効率的ではない
さて本題です。
『コラーゲン』と聞くと、何だかプルプルモチモチ、美容に良いイメージがあるかと思います。
コラーゲンとは、タンパク質の一種で線維状になっている物のことを指します。
食品であれば、鶏肉や魚の皮の部分、牛スジやフカヒレ等に多く含まれる、弾力性のある部分です。
コラーゲンは保水力に優れ、プルプルとした若々しい肌を演出します。
20代前半までは体内で積極的に合成されますが、徐々にその能力は衰えてしまい、社会人になった女性は『最近肌の張りが無くなったかも…』とコラーゲン摂取をスタートし始めるのでしょう。
しかし、コラーゲンを積極的に摂取することが、本当に体内のコラーゲンを増やすことに繋がるのでしょうか?
口から摂取したコラーゲンは、一度体内でアミノ酸に分解され、その後ビタミンCやミネラル分の力で、タンパク質(コラーゲン)に再合成されます。
コラーゲンを摂取して肌に張りを感じる方は、この分解の途中段階であるコラーゲンペプチドが体内に存在し、循環している状態で一時的に感じる効果です。
しかし根本的には、それで肌の張りが出続けるということはありません。
むしろ、コラーゲンの過剰摂取は、いくつかのリスクを孕んでいます。
例えば、コラーゲンの多い食品は高脂質な食品が多く、体重増加リスクが高まります。
また、過剰となったコラーゲンはむくみの原因や、セルライト生成の原因にもなってしまいます。
これだとせっかく美容のためであっても、逆効果になる可能性もありますよね。
ということで、肌の張り感を出したいのであれば、経口でコラーゲンを積極的に摂るのではなく、体内で合成する能力を高めるべきです。
コラーゲンは、タンパク質とビタミンC、ミネラル分(とくに鉄)を食事から摂取することで体内で合成されます。
根本的にこの栄養素が足りていなければ、どちらにせよキレイな肌になる事は不可能です。
積極的に摂取してほしいのは、コラーゲンたっぷりの食品ではなく、これまでのブログでもしつこく書いているタンパク質なのです。
最後に
いやー、やっぱタンパク質大事。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ