ケトジェニックダイエットは続けられるのか?
大久保です。
世の中にありふれたダイエット方法。
その種類はもう数え切れない程ですが、糖質制限やケトジェニックは多くの方に知られていますよね。
糖質制限はよく知られていますが、ケトジェニックは、意外とその詳細を知られていない気がします。
何となく知っている方でも『脂質を多く摂って糖質を減らす』というイメージではないでしょうか?
でも、実際はそんなに簡単なものではありません。
ケトジェニックダイエットには、かなり厳格なルールがあり、それを正しく遂行しなければ、むしろ太ってしまうのです。
その厳格なルールを、実際に継続出来るのか?
今回は、そんなケトジェニックダイエットについて書いていきます。
目次
ケトジェニックダイエットとは
ケトジェニックダイエットを簡単に説明すると、『必要な量のタンパク質と、大量の脂質を摂取するダイエット』です。
ケトジェニックダイエットで、大量の脂質を摂取する理由は、体内で優先的に消費するものを、糖質ではなく脂質にするため。
農林水産省が推奨している『食事バランスガイド』では、三大栄養素のバランスを以下のように案内しています。(※カロリーのバランス)
タンパク質…15%
脂質…25%
炭水化物…60%
しかし、これがケトジェニックダイエットとなると、割合が以下のように変化します。
タンパク質…15%
脂質…80%
炭水化物…5%
炭水化物を減らして血糖値を上げないようにし、糖→体脂肪の変換を抑制しているのです。
ダイエット成功の条件
ダイエット成功の条件の一つとして、『継続出来るのかどうか』ということがポイントとなります。
例えば、ケトジェニックダイエットを遂行するあなたの目標摂取カロリーが1,500kcalだとして、1日に摂取出来る炭水化物は75kcal。
ご飯であれば、1日でお茶碗の1/3です。
それ以外、何も炭水化物を摂ってはなりません。
書くまでもありませんが、ケーキやお菓子はもちろん、パンもダメ。
食後のデザートは、これから先食べられません。
メイン料理に小麦粉を使ってもダメ。
微糖のコーヒーも紅茶も飲めません。
ドレッシングにも気をつけないと。
その代わりに毎日1,200kcalの脂質を摂る必要があります。
いかがでしょうか?
この生活をずっとです。
デメリット
また、デメリットもあります。
まずは糖質を摂取しないことによる、集中力の欠如や、倦怠感が現れます。
また筋肉の張りが無くなり、見た目にあまり美しくなくなります。
また、体内が軽度脱水状態に陥ることから、口臭や体臭を出してしまう可能性もあります。
このようなデメリットも理解しなければなりませんね。
最後に
ケトジェニックダイエットを続けることは、物理的にもなかなか難しいこと。
それよりも、日々の食生活を見直し、PFCバランスを整え、ゆっくりと自身のカラダに向き合って栄養補給をしていくべきだと私は思います。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ