首を寝違えたときにやるべきこととやるべきでないこと
大久保です。
朝起きて、何だか首が動きにくかったり、ピキッと痛みが走ったりした経験、皆さんにもあるのではないでしょうか?
一般的に言われる『寝違え』は、睡眠から目覚めたときに起こっていることが多く、このような名前で呼ばれることがありますが、広く言うなれば、『捻挫』であることが多いです。
(※他の原因である場合もあります)
今回は、寝違えを起こしてしまったときの対処で、よくある間違いや、やってほしいことを、簡単に書いていきます。
目次
痛みが強い場合は受診を
まず第一に、痛みが強い場合は、整形外科への受診をしてください。
第一選択です。
寝違えの多くは時間治療である程度改善が見込まれるケースが多いですが、寝違えでない場合も考えられます。
(※頚椎ヘルニアなど)
まずは無理をしないことです。
ほぐしちゃダメ
ここからはよくやりがちな間違いです。
『あたたたた…』と言いながら、手が首へ伸び、トントンと叩いたり、揉みほぐしたりしていないでしょうか?
急性期において、このような刺激を患部に与えることは、その痛みを更に酷くしてしまうリスクが非常に高いと言えます。
例えば、足首の捻挫をしたとして、皆さんはその部分を揉みほぐしたりしますか?
恐らく捻挫直後にその患部を揉みほぐすことはないですよね。
理由は痛い(更に痛くなる)からです。
首も同じなのです。
動かしちゃダメ
先程の揉みほぐし同様に、動かすことも基本的にはNGです。
怪我をしている部位を動かすことは、それを悪化させてしまう可能性があります。
まずは痛みが落ち着くまで、無理をしないようにしましょう。
冷やすこと
次におこなってほしいこと。
まずは患部のアイシング(冷やす)です。
アイシングは痛みを抑え、炎症の拡大を防ぐため、患部の痛みが比較的早期に改善されることになります。
時間がある時は20分のアイシング後、10分の休憩、また20分のアイシング…と繰り返すと良いでしょう。
テーピングなどで固定
こちらは、痛みが強い段階では様子を見なければなりませんが、痛みが無いポジションで安定させることが出来るテーピングはオススメです。
最後に
急性期が過ぎたら、ケアに入らなければなりません。
周辺の筋バランスの調整を行い、筋肉の強化をすべきです。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ