特定保健用食品を摂取すると痩せるのか?
大久保です。
皆さんは、特定保健用食品をご存知でしょうか?
TVCMでも紹介されており、何となくカラダに良くて、痩せそうなイメージがあるかと思います。
実際『特保飲料飲んでたら太らないんでしょ?』と聞かれることもあります。
しかし、残念ながらそれは間違いと言いますか、不十分な解釈であると言えます。
それはなぜか?
その説明も含め、今回は特定保健用食品について書いていこうと思います。
目次
特定保健用食品とは
特定保健用食品とは、消費者庁によって『からだの生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えたりするのに役立つなどの特定の保健の用途に資する旨を表示するものをいいます。』と紹介されています。
事業者がその食品を用いた医学面・栄養学面の臨床試験データを、消費者庁に提出し、それが認可されたものが特定保健用食品となります。
痩せるの?
で、痩せるのか?というところですが、先程も書いたように『生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品』とされているので、ダイエットに関わるという訳ではありません。
特定保健用食品でよく表示されてあるのが、
・血圧の高めの方へ
・コレステロールが高めの方へ
・血糖値が気になる方へ
・ミネラルの吸収を助ける
・血中中性脂肪を抑える
・お腹の調子を整える
・骨の健康維持に役立つ
・歯の健康維持に役立つ
・体脂肪をつきにくくする
こんな感じでしょうか。
表記上、痩せるということは書かれていません。
日々の食事管理をバランスの良いものに
結局、ダイエットやボディメイクを行うに辺り、食事面で最も重要なのは、栄養バランスを保ちながら、カロリー等のコントロールを行うことです。
トクホだから良い!とか、そういう事ではありません。
トクホ以外にも、『栄養機能食品』や『機能性表示食品』など、このような漢字の羅列があるだけで、良い物のような気がする食品も多いですが、だからと言って痩せるとか、そういう事はありません。
あくまでも、『ダイエットのお手伝いが出来る可能性のあるトクホも存在する』という認識であればと思います。
最後に
商品のパッケージの文言を自己解釈せず、成分表示などを見て、実際に試して、判断するのが良いかと思います。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ