流行りの16時間断食を冷静に考察する
大久保です。
昨日のフロントスクワットの筋肉痛が全身を駆け巡っています。
久しぶりにやる種目はやっぱキツイなー(笑)
流行りの16時間断食を冷静に考察する
さて本題です。
16時間断食とか18時間断食とか、何だか最近流行ってますね。
1日の食事を6〜8時間以内に済ませることで、内臓を休ませる機会を作ることや、体重や体脂肪の減少を狙うこととされています。
また空腹時に、カラダは生存をするために体内にあるものを利用して、タンパク質を生成しようとするオートファジーという仕組みを発動すると言われており、これが作動するのが16時間の断食と言われています。
ただ、よくよく見てみると、断食後の食事は血糖値が爆上がりするから糖質は控えるとか、好きな物を食べて良い訳ではないとか、そんな事が書いてあります。
はい。
まず結論。
そりゃ痩せるでしょう。
食べる量減るし、糖質や脂質を抑える訳ですから。
そして内臓の休息という意味では、健康面で、もしかしたら良いかもしれませんが、だから痩せるという訳ではないように思います。
では、デメリット面は?
まずタンパク質補給が最大の課題となるでしょう。
オートファジーによってタンパク質を生成しようとする働きがあると書きましたが、ハッキリ言ってそれはカラダ作りにおいては一切期待しない方が良い。
ダイエッターが目標とする1日のタンパク質摂取目標量の体重×1.5〜2gを摂取しようとしても、8時間以内の食事でそれを摂取するのはかなり難しいです。
体重60kg体脂肪率30%の女性ダイエッターが、1日に目指すタンパク質摂取量を120gとした場合、8時間の間にそれを摂取する必要があります。
1食辺り吸収出来るタンパク質量が約30gだとして、2h置きに毎回30gのタンパク質を補給しなければなりません。
不可能ではないかもしれませんが、まあ…。笑
内臓を休めてあげるため!と言うことであれば、週1回とか、月1回とかで良いと思います。
ダイエットのためなら、こんな制限だらけな方法を、わざわざしなくても良いです。
最後に
パソコンに追われる日々再び襲来。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ